わたしの推しへ
今日で2020年が終わりますね。
1年間走り抜けて今日を迎えた方、まだまだ走り続ける方、お疲れ様でした。
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2019年12月31日は、私にとって忘れられない日だ。
オタク人生で初めてのカウントダウンライブ。
オタク人生で初めて大阪で過ごす年末。
そして、オタク人生で初めて推しが初センターに選ばれる。
オタク人生において最高の年明けといっても過言ではありませんでした。
2020年は良い年になる予感しかない。
そんなことを思っていました。
2020年2月23日、ツーマンで特典会に行けなかった時、「来週リリイベだからその時話せるからいいか〜」なんて考えていたら、その日を迎えることなく会えなくなったことがずっとずっと胸に残っている。
イベントが当たり前に開催する保証なんてどこにもなかったんだと、この1年で思い知らされた。
リリースイベントが延期になった。
ツアーが延期から中止になった。
遠征が出来なくなった。
家から出られなくなった。
悪化し続ける情勢が推しの初センター曲を生で拝める日をどんどん奪っていく。
当たり前なんてどこにもなかった。
娯楽で生きがいだったものがどんどん隅に追いやられていく感覚がした。
でも、フォーゲルさんは沢山の楽しみを私たちに与えてくれた。
悔しさも全部バネに変えて、オンラインでもみんなが楽しめるように駆け抜けていた。
ブログに配信に手振りにエトセトラエトセトラ・・・思えば現場がなくても結構、いやかなり忙しかったなあ。
仕事で行き詰まって苦しかった時も「今日終われば放送あるから頑張ろう」「ブログ可愛かったからあと少し頑張れそう」って何度も心を元気にさせてくれた。
全部全部、あなたのおかげだった。
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2020年11月27日、烏合之衆リリースイベント。
発売から9ヶ月後の、初めての客入れライブ。
開場して席に着いてからずっとベソをかいていました。
だってずっとずっと行きたかった、来たかった場所だ。
「Evolution for you」、この言葉から始まる烏合之衆はまさに2020年のフォーゲルさんを体現しているかのようで、0番で背負う後ろ姿を見た時「私はこれが見たかったんだな」ってふと思った。
もうずっと見れない景色なんじゃないかと、心のどこかで思っていたのかもしれない。
それぐらいシンプルな感想だった。
当たり前が当たり前じゃなくなって、現実を受け入れるしかなくて、でもずっと悔しかった。
もう何に対して悔しいのか分からなくなって過ごしてきたけど、私はどうやら0番で背負う姿を見たかったらしく、それを脳が理解した瞬間マスクびしょびしょになるくらい泣きました。(替えのマスクあってよかったね)
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2020年12月31日を迎えた今、良い年だったのかと振り返ると良い年だとは一概にはいえませんでした。
多くの希望が失われ、多くの自由が奪われ、当たり前に出来ていたことが出来なくなった。
でも、楽しかった。
楽しかったんです、振り返れば振り返るほど。
楽しかったと思える瞬間にはいつだってフォーゲルさんと、めせもあ。と、めせもあ。を好きな仲間がいた。
無観客ライブも、ペアライブも、それに伴う配信も。
いつだって最新が最高という姿を言葉で、パフォーマンスで沢山魅せてくれた。
トークコールや特典会、顔が見えなくてもこんな碌でもない一オタクのことを覚えていてくれたり色々話してくれたりする姿は、チェキ会と変わらない普段と同じ優しい推しだった。
寝起きの姿、慣れない料理を頑張る姿、お酒を飲んで酔っ払う姿、振り入れを行う姿、この期間だからこそ沢山色んな新しい一面を見れた気がした。
全部が新鮮で、全部が楽しくて、幸せでした。
あと、いままで現場で会って仲良くしてたオタクのみんなとは、このオンライン下でプライベートで通話することが増えてより仲が深まったような気がする。(いつもありがとう)
私は結果主義というか結果良ければ全て良しと思うタイプで、色んなことがあったけど推しをはじめ周りの人のおかげで良い年にしてもらえたなあってしみじみと思います。
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折角なので見ていってください。
【MeseMoa.】烏合之衆 [Disorderly Crowd]【7th single】
わたしの推しへ
気持ちが薄暗くなる一方だった2020年。
初センターのメモリアルイヤーだった今年、
あなたが良い年になったと思えて安心できました。
私にとっても良い1年になりました。
そう思えるのはフォーゲルさんのおかげであり、薄暗い世の中で推した人があなたでよかったって何度思ったか分かりません。
それぐらいたくさんの元気と幸せを貰いました。
貰いすぎて貰いすぎて抱えきれないくらいに。
変わったというと言葉のニュアンスが違うけど、確実に2019年と2020年で見せ方は変わったように感じます。
何よりも「自己を犠牲にしたら緑推しに失礼」ってこぼしたその言葉が昔からあなたを推していた方々にとっての大きく「変わった」部分じゃないかなって勝手に思います。
変わるべくして変わったところ、昔から変わらないところ。沢山沢山見せてくれて、魅せてくれてありがとうございます。
来年もオタクはオタクで勝手に沸いて楽しむつもりなので、フォーゲルさんにとって楽しく幸せな一年になりますように。
フォーゲルさんが昨日の放送で緑推しのことを「みんなの推し」という抱えきれないワードで呼んでいたので、「わたしの推し」にしたけど何だか小っ恥ずかしいので解散!!良いお年を!!!