珈琲はカフェオレ派

ミルクは多めで

陰キャゴリラがMesemoa.村にやってきた話

 

秋の夜長、リリースイベントの終わり。
TT6ツアーを目前に控えた今日この頃、いかがお過ごしですか?

 

私は仕事の繁忙期ツアー初日を迎え、負の感情がマッハになりつつあります。
同情するならチェキをくれ。リリイベでもいいから。

 

そんなわけで(?)、息抜きがてらメモ帳にぽちぽち残してた記事をあげようかと思う。

 

1つ前のブログで少し触れたが、私は1年前まで約5年間若手俳優(※以下若俳)のオタクをしていた。

同じ3次元の現場ではあるものの、MeseMoa.村にやってきて驚いたことが多々あり、感じたことを初心にかえって改めて書いてみることにする。

 

①推しとの会話イベントが発生する

 


アイドルのチェキ会あるあるをまとめてみました

 

1番驚いたのはこれだ。
若排のイベント内容はその俳優によって異なるが、基本的にオタクが一方的に気持ちを伝えて終わる。

 

「応援してます!今度の舞台行きます!好きです!!!じゃ!!!!(ノンブレス)」

 

15秒にも満たない時間で思ったことをひたすら言う。
推しのレスポンスなど気にしていられない。そもそも大体「ありがとう😀」と返ってきて終わる。

 

ハイタッチの時は全身全霊をかけて
「好きです!!!!!!!(声量120dB)」と叫びながら颯爽と通りすぎる。大声一世一代告白芸人か。

 

そんな己との戦いを繰り広げてきた若排の弊オタクがこの世界に転がり込んできて立ちはだかった壁。

 

" 発売記念リリースイベント撮影会 "

 

(・・・まあいうてリリイベは若排の文化にもあるし、若排と似て一方的に話せばいいだろう)と、
そんなことを思いながらブースに入った私、一瞬で後悔した。

 

🐊「あ!初めまして〜!」

☆隣に座ってる推し、なんとこちらに話しかけてきたのであるーーーーー!!!!

 

まず距離が近い。

 

これは同じ若排を通ってきた友達とよく話すのだが、
若排のリリイベには「オタク近づけるのここまでだよゾーン」が大体存在する。

顔の良い男には近づいていい距離が予め決められており、それ以上ゴリラは近づくことが出来ない。近距離の興奮ゴリラは威嚇してうんこ投げてくるし危ないからね。
 
何の印も付いていない床、そして就職相談会やセミナーでもこんな距離感は異を唱えるレベルに置かれた2つの椅子、そしてちょこんと座る推し(かわいい)。

 

(えっ今から隣にゴリラくるけどその治安で大丈夫???)
柵なくて平気?場合によってはドラミングしかねないよ?

 

そして驚くことに一定時間会話をしなければならない。
しかも1分間、数ヶ月前までは15秒の世界にいた女が。

こんにちはと言ったらこんにちはと返ってくる世界がそこにあった。

いや、地下アイドル近辺を追ってた方なら会話して当たり前だろうと思うかもしれない。

しかしひたすら今まで殴り書きラブレター手裏剣という名の好意を投げ続ける世界で育ったゴリラには、それキャッチして開けて読まれる世界は未知数すぎた。

 

「なんで好きになってくれたの?」

「どこに住んでるの?」

「名前は?」

 

アイドルはアイドルでオタクの素性めっちゃ聞いてくるしこんな喪女オタクのことなんて頭にいれなくていい永遠に後ろの廊下側の席から見守るクラスメイトBでいさせてくれ〜〜!!!!!!!!!(オタク特有の早口)

接触で抱いた感想はこんな感じだった。
「好きです」「推しです」という一方的な感情に対してアクションが、言葉が、質問が、何かしらの会話が発生するのはとても新鮮だった。

というか推しも推しでめっちゃ喋るじゃん。
( #フォーゲルさんは今日もお喋り(※) )

今ではそんな接触イベントを自分なりに楽しめるようになったので、慣れというものは本当に恐ろしいなと思う。接触楽しい。

 

②ファン同士の交流

正直、若排を追っていた時代にできた友達は0人だ。
舞台が始まってしまえば1人の世界だし、周りを見渡すとほとんどが1人でいる方の方が多い。
そもそも交流下手なこともあり、1人で細々と追っていたしそれに何の疑問も不満も抱いたことは無かった。

 

ところがこのMeseMoa.というアイドルのオタク、
めちゃめちゃ交流するのである。それはもうめちゃめちゃ交流する。
めちゃめちゃ話しかけるし隣の席や待機列にいる人とも仲良くなったりできちゃう。
なんならそこで出会った人とめちゃめちゃご飯も行っちゃう。

コミュ力どうなってんだ。
(※個人の感想です)

そう思ったきっかけは今年5月に大阪で行なわれたCH8ツアー初日、推しのソロのために1人で初めて大阪遠征をした日。
現地で1人どう過ごそうかと思っていたら、Twitterを通じて仲良くなった友達が声をかけてくれて、公演までの間一緒に過ごしてくれた。
公演後はご飯も誘ってくれて、初めましての方とも仲良くなって、なんと次の日も一緒に過ごしてくれたのだった。こんな右も左も分からない新規のオタクにも優しくしてくれた。

前いた場所とは何もかもが違うと、身を以て実感した2日間だった。
きっと当時の自分が見たらひっくり返るくらいの驚きだが色々な方と話す機会が増えた。
ファンの母数が多い分たまたま自分が恵まれていただけなのかもしれないが、優しい人が本当に多い気がする。
TLを見ていたり現場に行くたびに心からそう思えることが増えていくのってすごく素敵なことだと思う。

私自身、フォロワーさんに会うことが現場に行く動機の一つになる日がくるなんて思ってもみなかった。

こういう優しくて暖かいファンの雰囲気をMeseMoa.もファンも大事にしてきた結果なのだとしたら、これからも大切にしていければいいなと勝手に思っている。

 

ここの沼に落ちてまだたった1年、知らないことが多い分、良い意味での「こんなつもりじゃなかった」が未だによくあるのだけど、初めてのことを知って身につけていく感覚っていいものだなあ。

 

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私がMeseMoa.に来たきっかけは前回の記事で書いた通り。

 

wani2-829.hatenablog.com

 

正直、若手俳優を推していた頃は充実してて楽しい時間だったけれど
休演期間中は推しの言動に病んだりしていた。スーパーポジティブ女でも。

 

でもここに来てから毎日楽しくて本当に濃い一日を過ごしていることに自分が一番びっくりしている。

 

アイドルって人を幸せに出来るよね!

 


【MeseMoa.】真逆の糸 [Crossing Threads] 【6th single】

 

せっかくだから宣伝!

 

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これは余談だけどくじで引けるチェキの文化って素晴らしい。
メンバーの新規の自撮りがチェキとして残るのって素晴らしいよ。
しかも中には落書きまでしてくれちゃってるからすごい、アイドルってすごいな!
そりゃ好きな衣装好きな表情集めたくなっちゃうよね!

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(※)お喋りと書いてマシンガントークと読む