珈琲はカフェオレ派

ミルクは多めで

付喪神100日チャレンジ

 

皆さんは付喪神って信じますか?

(思想強めの導入)

 

 

つくも‐がみ【付喪神 読み方:つくもがみ

付喪神(つくもがみ)とは長い年月を経て使ったた道具や物などに宿る神や精霊(霊魂)のことで、九十九神(つくもがみ)とも書き、長い時間を表す百に一つ足らないことから、かなりの長い時間使い込んだ道具が神になるという信仰があったとされる。

 

付喪神 - Wikipedia

付喪神 - Wikipedia

怖!!!!!

 

 

 

 

 

この物語は2023/3/14に行われた日本武道館公演を記念し(めでたい!)MeseMoaぬいぐるみが発売されたことから始まります。

イラストレーターのたかくらさんによってデザインされ、ご本人によって #ミニげる と名付けられたあまりに可愛すぎるぬいぐるみです。

 

 

 

少しサイズは大きめだけど、このサイズ感がたまらないですよね。

ころんとした座らせることができるフォルムと数ある表情の中で、推しの見てるだけでこちらもニコニコしてしまう笑顔が選ばれたことも最高。

 

(フォーゲルさん ツイキャスより)

 

この画可愛すぎる。

 

 

 

余談ですが、私はひとりっ子かつ昔から人見知りということもあり、友達を積極的に作れたタイプではなかったため小さい頃からぬいぐるみと共に過ごしてきました。年を重ねた今もぬいぐるみ自体は好きで、持ち歩くことはないものの部屋には常にぬいぐるみがあり、ぬいぐるみキャリア(ぬいぐるみキャリア)としてはマネージャーくらいの立場にいるわけです(早口)

 

なので推しのぬいぐるみが発売されると知った瞬間思わず両手をあげて叫び喜び(叫び喜び)ました。

これは遊び尽くすしかないと。

ブレててもこんなに可愛い。

 

 

受注商品だったので注文から手元に届くまでの間、既に推しはサンプル用のぬいぐるみを手にしていたこともあり個人配信やブログの中で登場した際には嫉妬で狂いそうになったりしながら待ち望みようやく届いた2023年4月。

 

すでに物騒である。

 

 

そして2023/4/14……

我が家へようこそ!ミニげる!


(届いた初日、在宅勤務の傍らずっと撫でくりまわしてたときのやつ)

 

 

↓なお次の日

さっそく滅茶苦茶である。

 

 

あまりに可愛すぎて一生大切にする〜〜〜と思いつつも、

推しはこのぬいぐるみが発売された2023/3/14から

約9ヶ月後にはグループを卒業することが決まっている。

 

 

卒業まで約100日となったあたりで私は思い立ちました。

 

 

 

 

推しが卒業するのであれば

宿してみせよう

付喪神

(猛烈な字余り)

 

 

 

 

付喪神というと番傘に目と足がついた奴とか、一般的にはあまり良いイメージがありません。

しかし、要は自我がない物も大切にすれば魂が宿るということ。

協力的な付喪神がいることは刀剣乱舞で習いました。

そんなわけで付喪神チャレンジ、スタートです。

 

おまえが付喪神になるんだよ!!!

 

 

 

付喪神チャレンジその1 :アイデンティティを付与する

とはいえ、ミニげるの個体は日本中いや世界中にあるわけです。

魂を宿すにはやはり少しばかりの独自性があった方が良いと思ったんですよね。

 

とりあえず思いつきで逆さにしてみたらなんか面白くなりました。

 

 

 

心なしかたのしそうに見えてきますよね????ね?????

 

後から気づいたことですが、ご飯と一緒に撮るとき逆さまだとどんなときでも顔がしっかり映り込むんですよね。思わぬ棚ぼた!

 

 

 

付喪神チャレンジその2:穴に入れてみる

穴があったら入りたい、ぬいぐるみにだってそんな気持ちになることがあるかもしれません。(ない)

 

 

 

 

ここまでスクロールしてきた貴方も、ミニげるがちょっと嬉しそうに見えてきましたね???ね?????

 

 

 

 

一方その頃本物(本物)はというとウキウキさせていた。

ameblo.jp

ミニげるも嬉しそう!ウキウキ

 

 

ウキウキ☺️

 

 

 

 

付喪神チャレンジその3 :お着替えしてみよう

ぬいぐるみを買ったからには着せ替えして遊びたい、そんな女児心が私にも初期実装されています。

(※但し学生時代ミシンクラッシャーの通り名がついたくらいに裁縫がめっぽう苦手なので既製品で揃えるタイプのオタクです)

そんな中でおすすめのアイテムを少しだけご紹介します。

 

一夜限りで推しが「annual」というバンドを組んだ際、ORANGE RANGEさんの「花」を歌ったんですが、そのノリでミニげるも花になったら面白いんじゃないかと買いました。テキストにしたら理由滅茶苦茶ですね。

思いの外面白い感じになったけど、とっっっっっっっっっっっても嵩張るので持ち運ぶ際はお気をつけください。ただ置く時の安定感は一番です。

 

 

 

 

 

アイマス

これはこちらのサイトで購入しました。

ミニげるかどうかも怪しい風貌になりますが、

ヒルな気分になりたいときにおすすめです。

 

ミテイルゾ

 

 

 

 

付喪神チャレンジその4:色んな場所で経験を積ませよう

付喪神にするには色々な場所に足を運んで人生経験(人生経験)を増やすことが大切だと思いツアー各地、テーマパーク…いろんな場所に連れて行きました。

 

 

(ろくなことさせていない)

 

 

ぬいぐるみを忍ばせて出先でコソコソしながら撮る様は一般人からしたら極めて異質だったろうに、公的機関人(こうてききかんちゅ)を呼ばないでくれてありがとう通りすがりの人。

 

 

 

 

おかげで良い思い出が作れました。

 

 

 

ミニげると過ごした約8ヶ月、オタクライフがより楽しくかつ面白い思い出になったので、これからも立派な付喪神にすべく気持ちを込めて育てていきたいと思う次第です。

 

 

ありがとうミニげる!今年ほど色んな場所は巡れないかもしれないけれど、これからもよろしくね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推しは横浜アリーナで卒業式だってミニげ…

 

あれ…??

 

あれ???

 

 

なんか

 

 

 



顔、汚れてない?????

 

 

いざ!!!

 

 

 

お風呂に入ろう!!!!

 

 

𝑶𝒉 𝑴𝒊𝒏𝒊𝒈𝒆𝒓𝒖 𝑱𝒖𝒎𝒑 𝒂 𝒃𝒂𝒕𝒉!𝒑𝒚𝒐~~~~~~~𝒏!

 

 

 

 

 

𝑶𝒉 𝑴𝒊𝒏𝒊𝒈𝒆𝒓𝒖 𝒑𝒖𝒌𝒂𝒑𝒖𝒌𝒂 𝒌𝒊𝒎𝒐𝒄𝒉𝒊𝒊𝒏𝒆...♡

 

 

 

 

 

 

𝑶𝒉 𝑴𝒊𝒏𝒊𝒈𝒆𝒓𝒖 𝒂𝒘𝒂 𝒅𝒂𝒓𝒂𝒌𝒆𝒅𝒂𝒏𝒆~~~~~~~~♡

(思った以上にあわあわになりすぎて撮りながら笑い止まらなかった。)

 

 

 

 

 

 

𝑶𝒉 𝑴𝒊𝒏𝒊𝒈𝒆𝒓𝒖 𝒕𝒐𝒕𝒐𝒏𝒐𝒕𝒕𝒆𝒓𝒖𝒏𝒆!

 

 

 

 

 

𝑨𝒉〜〜〜〜〜〜^^𝑴𝒊𝒏𝒊𝒈𝒆𝒓𝒖 𝒈𝒂 𝒑𝒖𝒌𝒂𝒑𝒖𝒌𝒂 𝒔𝒖𝒓𝒖𝒏𝒋𝒂〜〜〜〜〜〜^^

 

 

 

 

 

ふぅ〜〜〜すっきり〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ??

 

 

 

 

 

 

 

あああああああ

 

 

あああああああああああああ

 

 

 

ああああああああああああああああああ

 

 

 

 

 

 

 

 

完!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに使った石鹸はCanDoに売ってるウタマロに似てるという洗たく石鹸を使いました。ぬい本来の白さを取り戻したい方におすすめ!

www.kurashiru.com

 

 

 

 

アイネクライネ

 

 

ameblo.jp

 

あと560日で、推しが卒業する。
正直まだ、受け入れられていない。

 

己を取り巻く理不尽な環境も、現場のためなら頑張れた。

遠征の前日は面倒くさがりつつ荷造りして、緑色のキャリ―ケースに荷物を詰めた。
退勤とともに駅に向かえるようにキャリーケースを車に積んで出勤した。
仕事におしゃれな服を着ていくと会社の人に詮索されるから、
駅に着いたらサッと着替えられるようにたくさん着こんだりした。
仕事終わりの現場はなんだか少し悪いことをしてる気分になってちょっと楽しかった。(ちゃんと申請出してるから悪いことはしていないけど)

 

ぜんぶぜんぶ、貴方に会うためだった。


あと560日で、推しが卒業する。

 

その日は珍しく残業しようと決めて、
使うフォルダをデスクトップいっぱいにして
(よし、やるぞ!)と意気込んだ時、机に置いていたスマホが震えた。
そのあと退勤するまでの記憶はない。
急いで使うはずだったフォルダを閉じ、鞄を取った手がガタガタと震えていたことだけ覚えている。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

車に乗り込んだタイミングで、グループ通話開始の通知がきた。
同じ人を近しい熱量で推している、同じ名前の友達が始めた通話。
すぐに参加ボタンを押した。名前を呼ばれた。
現実なんだと、これは夢じゃない現実なんだと脳が理解した。
続々と仲良しのオタクたちが集まってきた。
涙が出た。涙が拭えぬまま年甲斐もなく大泣きしながら車を走らせた。

 

自分が何に対して泣いてるのか、分からなかった。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

武道館に行った時、MeseMoa.はどうなるんだろう、
次はどこを目標にするんだろうか。
ずっと心の中にあった。

 

10周年ツアーの各会場で色んなメンバーが泣いていた。
ファイナルの立川公演で武道館に立つことが発表されたときも皆泣いていた。
嬉しいと思う心の内側ではどこか違和感があった。
パシフィコ横浜幕張メッセの発表とは違う不思議な感覚。
気にしすぎな自分の性格がきっと勝手に不安になっているだけだ、そう願っていた。

 

あと560日で、推しが卒業する。
 


なんだか腑に落ちた。
そうか、いなくなっちゃうのか。
でも、卒業だとは思っていなかったな。

家の鍵を閉めないことも、
yogiboの上に洗濯物を置いて座れないことも、
お気に入りの椅子を買ったことも、
新年には家族で初詣に行くことも、
自炊レベルがどんどん上がっていることも、
あとは、私の想像以上に緑推しのことを大切にしてくれてるみたいだってことも。
このコロナ禍でたくさんのことを知れたのに、卒業することは知らなかった。

推しには誰よりも最高に幸せになってほしい。
やりたかった仕事を辞めてまでアイドルの道を選んでくれた彼には、
たくさんの幸せを掴んで欲しい。その気持ちは変わらない。
ずっと己の信念としてある。

 

でも寂しい。寂しい。さみしい。
いなくなっちゃうのは、やっぱりさみしいよ。

 

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

 

いやだな。って思った。
でも、卒業に対していやなわけではなく、
もはや何に対していやだと思っているのか分からなかった。
なんでこんなに大好きになってしまったんだろうと思った。
いっそ出会わなければよかったとさえ思った。

 

でも、楽しかったことばかり思い出した。思い出すのは推しや友達の笑顔ばかりだった。

 

彼に出逢えたから変わる己の価値観もあった。
彼のおかげで一生仲良くしたいと思える友達ができた。
彼がいたから見知らぬ場所へも行くのが楽しくなった。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

 

先週の撮影会のとき、少し自分の仕事の話をした。
転職のため今の仕事を退職しようとしていることを伝えた。
転職先で武道館の日に休みがとれるように逆算して会社を辞めようと思ってると言った時、推しは関西弁みたいな言葉で

「○○(私)、ずっと大変そうだったからよかった。武道館のほうが○○にとって大事やもんな!」
そう笑いながら言ってくれた。


あまり大変だってことは伝えたことはないのに、貴方は私と違ってよく気づくね。
私は全然知らなかった。貴方がいなくなること。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

私の世界はいつだって私の好きなもので溢れている。
ここ数年その中心にはずっと彼がいた。
彼が笑っていたら私も楽しいし、彼が悲しんでいたら私も悲しい。

烏合之衆のサビで真ん中で8人に囲まれて楽しそうに踊る姿がふいに浮かんだ。
1年半後には、見られないんだと思った。

いやだな、って思った。



本当に私は自分の価値観でしか生きられない愚かな人間だから、
男性アイドルに卒業はないと勝手に、すごく勝手に思い込んで安心していた。
ずっとステージに立つ姿が見れると思ったし、それをずっと見ていたかった。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

私はどうしたらいいんだろう。と考える。
1年半後、最小限の後悔で済ませたい気持ちはあるけれど、
1年半後にフォーゲルというアイドルは消えてしまう。
もともと当たり前に他人だけれど、他人と呼ぶには情がありすぎる。
知らなかった頃のような熱量で足を運べるのだろうか。

何をするにも残りの時間を気にしてしまう。それは耐えられない。
推し事を義務にしたくない、これはずっと肝に銘じてる自分との約束だ。
でもこれは義務なんだろうか。
推しのことは大好きで、嫌いになったわけではない。だから困ってしまった。
こんなにも大好きなのに、どうしてこんな気持ちになるんだろう。
まだいなくなったわけではないのにずっと寂しい。心の中にぽっかりと穴が開いたような気持ちになった。

推しは推せるときに推せ、と言うけれど、私は自分なりにたくさんの場所に行ってたくさんステージを目に焼き付けて全力で推してきたつもりだった。
これ以上どうすればよかったんだろう。1人になるとずっとだめで、涙が止まらなかった。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

昨日の撮影会は笑顔で話すことができた。推しは格好良くて可愛くて、元気でいてくれた。楽しかった。
無事にブースから出てきて帰ろうと思ったら、ちょうど終わった友達が声をかけてくれた。
「泣かなかったよ」ってその子に言った瞬間我慢していた涙がこぼれた。
これから現場が終わる度、今日みたいに楽しいって思いながら寂しさを抱えて帰るんだろうか。
やっぱりどうすればいいのか分からなかった。

 

あと560日で、推しが卒業する。

 

推しのことすらちゃんと分からなかった私には、
明日のことがどうなるかなんて分からないけれど、
今痛いくらい幸せな思い出が、いつか来るお別れを育てて歩くように
1年半後のお別れに向けて私は過ごしていくんだろうか。

 

 

何もかも見たくないと勢いでTwitterのアカウント消して(いろいろな人に心配されましたまじでごめんなさい)ブログをぽちぽち書いていたけれど、撮影会を終えてお気持ちだけ供養しておきます。


www.youtube.com

 

 

 

 

わたしの推しへ

 

今日で2020年が終わりますね。

1年間走り抜けて今日を迎えた方、まだまだ走り続ける方、お疲れ様でした。

 

 

***

 

 

2019年12月31日は、私にとって忘れられない日だ。

オタク人生で初めてのカウントダウンライブ。

オタク人生で初めて大阪で過ごす年末。

そして、オタク人生で初めて推しが初センターに選ばれる。

 

オタク人生において最高の年明けといっても過言ではありませんでした。

2020年は良い年になる予感しかない。

そんなことを思っていました。

 

2020年2月23日、ツーマンで特典会に行けなかった時、「来週リリイベだからその時話せるからいいか〜」なんて考えていたら、その日を迎えることなく会えなくなったことがずっとずっと胸に残っている。

 

イベントが当たり前に開催する保証なんてどこにもなかったんだと、この1年で思い知らされた。

 

リリースイベントが延期になった。

ツアーが延期から中止になった。

遠征が出来なくなった。

家から出られなくなった。

悪化し続ける情勢が推しの初センター曲を生で拝める日をどんどん奪っていく。

 

当たり前なんてどこにもなかった。

娯楽で生きがいだったものがどんどん隅に追いやられていく感覚がした。

 

でも、フォーゲルさんは沢山の楽しみを私たちに与えてくれた。

悔しさも全部バネに変えて、オンラインでもみんなが楽しめるように駆け抜けていた。

 

ブログに配信に手振りにエトセトラエトセトラ・・・思えば現場がなくても結構、いやかなり忙しかったなあ。

 

仕事で行き詰まって苦しかった時も「今日終われば放送あるから頑張ろう」「ブログ可愛かったからあと少し頑張れそう」って何度も心を元気にさせてくれた。

 

全部全部、あなたのおかげだった。

 

 

***

 

 

2020年11月27日、烏合之衆リリースイベント。

発売から9ヶ月後の、初めての客入れライブ。

開場して席に着いてからずっとベソをかいていました。

だってずっとずっと行きたかった、来たかった場所だ。

 

「Evolution for you」、この言葉から始まる烏合之衆はまさに2020年のフォーゲルさんを体現しているかのようで、0番で背負う後ろ姿を見た時「私はこれが見たかったんだな」ってふと思った。

もうずっと見れない景色なんじゃないかと、心のどこかで思っていたのかもしれない。

 

それぐらいシンプルな感想だった。

 

当たり前が当たり前じゃなくなって、現実を受け入れるしかなくて、でもずっと悔しかった。

もう何に対して悔しいのか分からなくなって過ごしてきたけど、私はどうやら0番で背負う姿を見たかったらしく、それを脳が理解した瞬間マスクびしょびしょになるくらい泣きました。(替えのマスクあってよかったね)

 

***

 

 

2020年12月31日を迎えた今、良い年だったのかと振り返ると良い年だとは一概にはいえませんでした。

 

多くの希望が失われ、多くの自由が奪われ、当たり前に出来ていたことが出来なくなった。

 

でも、楽しかった。

楽しかったんです、振り返れば振り返るほど。

楽しかったと思える瞬間にはいつだってフォーゲルさんと、めせもあ。と、めせもあ。を好きな仲間がいた。

 

無観客ライブも、ペアライブも、それに伴う配信も。

いつだって最新が最高という姿を言葉で、パフォーマンスで沢山魅せてくれた。

 

トークコールや特典会、顔が見えなくてもこんな碌でもない一オタクのことを覚えていてくれたり色々話してくれたりする姿は、チェキ会と変わらない普段と同じ優しい推しだった。

 

寝起きの姿、慣れない料理を頑張る姿、お酒を飲んで酔っ払う姿、振り入れを行う姿、この期間だからこそ沢山色んな新しい一面を見れた気がした。

 

全部が新鮮で、全部が楽しくて、幸せでした。

 

あと、いままで現場で会って仲良くしてたオタクのみんなとは、このオンライン下でプライベートで通話することが増えてより仲が深まったような気がする。(いつもありがとう)

 

私は結果主義というか結果良ければ全て良しと思うタイプで、色んなことがあったけど推しをはじめ周りの人のおかげで良い年にしてもらえたなあってしみじみと思います。

 

***

 

 折角なので見ていってください。

 


【MeseMoa.】烏合之衆 [Disorderly Crowd]【7th single】

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの推しへ

 

気持ちが薄暗くなる一方だった2020年。

 

初センターのメモリアルイヤーだった今年、

あなたが良い年になったと思えて安心できました。

 

私にとっても良い1年になりました。

そう思えるのはフォーゲルさんのおかげであり、薄暗い世の中で推した人があなたでよかったって何度思ったか分かりません。

それぐらいたくさんの元気と幸せを貰いました。

貰いすぎて貰いすぎて抱えきれないくらいに。

 

変わったというと言葉のニュアンスが違うけど、確実に2019年と2020年で見せ方は変わったように感じます。

 

何よりも「自己を犠牲にしたら緑推しに失礼」ってこぼしたその言葉が昔からあなたを推していた方々にとっての大きく「変わった」部分じゃないかなって勝手に思います。

 

変わるべくして変わったところ、昔から変わらないところ。沢山沢山見せてくれて、魅せてくれてありがとうございます。

 

来年もオタクはオタクで勝手に沸いて楽しむつもりなので、フォーゲルさんにとって楽しく幸せな一年になりますように。

 

 

 

 

 

 

フォーゲルさんが昨日の放送で緑推しのことを「みんなの推し」という抱えきれないワードで呼んでいたので、「わたしの推し」にしたけど何だか小っ恥ずかしいので解散!!良いお年を!!!

今日を待ちわびた なんて良い日だ




梅雨が明けたと思ったらあまりの湿気と暑さで蒸し焼きにされるんじゃないかと恐れ戦く今日この頃、いかがお過ごしですか?


お久しぶりです。
昨日のオンライン聖誕祭を経て、この沸きあがる感情をどう表わすのが適切で最良なのか、分からないままこうして感情を吐き出そうと久々にログインしました。






※※ここから先は配信のネタバレも含む陰キャゴリラによる支離滅裂クソ激重ツイートになりますご注意ください※※








さてさて、我が推しであるMeseMoa.の緑担当 フォーゲルさんが生まれた日として
初めて2020年8月7日を過ごした皆さん、お疲れ様でした。

というのも、2019年8月5日までのフォーゲルさんが公開していた情報は8月生まれということのみ。
(昔は公開していたらしいがそちらは割愛)

遡ること同年8月6日の聖誕祭にて改めて公開された8月7日という本当の誕生日。
そんな経緯もあり、今年の聖誕祭は誕生日が公開されて初めての開催で、
私自身すごく楽しみにしていたイベントでもあったのだった。




でも、残念なことに今年の開催には至れなかった。
未だ世界中で猛威をふるい続けているコロナウイルスは、
推しが初センターを務めた楽曲のリリースとともに本気を出し始め
メモリアルイヤーとなるはずだった2020年に沢山予定していたイベントやらツアーをことごとく中止にして、
状況は回復するどころかどんどん悪化し、気づけば季節は夏になった。

最後に肉眼で推しを見た2月の終わりはあんなに寒さに凍えていたのに、
それ以降事態はどんどん深刻になっていき、会いに行く予定は全てなくなった。
数カ月もの間家と会社を往復する日々だけが過ぎていく。

当初延期や中止のお知らせが届くたび沸きあがっていたどこにぶつけていいか分からない負の感情は、
日に日にしょうがないと思うようになりそれが当たり前になり…
今、確実に状況に慣れてしまった自分がいる。

何よりも所属事務所の慎重な判断は賢明で信頼できるものであったし、
現場がなくとも常に色々な企画を届けてくれて家からなかなか出られない中、
オンラインでも十分楽しめているのも事実だ。


それでも、割り切る気持ちとは別に悔しい気持ちは常に根底にあった。


***

というのも、これは余談であり私情も私情だが、
3月末に事故で骨折し1ヶ月ほど入院をしていた際に
開催されたトークコール会で推しと電話でお話しできる機会があった。

電話越しだけど久々に1対1で会話できることに幸せを感じながら、
事情をなんとなく知ってくれていたこともあって今の状況やコロナの話をしていたとき、
「俺がセンターになったから世の中がこんなことになっちゃって…」とポロっとこぼしたことがあった。

咄嗟に「そんなことない、私がコロナを終息させるから!」
死亡フラグを立てることしか能がない正義の味方みたいなことを思わず口走ってしまったのだが、
その言葉がずっと自分の中で消化しきれないままいた。

口をついて思わず出た言葉かもしれないが、一瞬でもそんなことを思ってしまったんじゃないか、
そう思うとこの感情の処理の仕方がずっと分からずにいたのだ。

そこから月日は流れ8月7日深夜の誕生日放送。

twitcasting.tv


日付が変わるまでの間絵にかいたようなそわそわで微笑ましいなあなんて思っていたら、
突然推しが泣いた。

「みんなとのステージ上ならいくらでも、ここが幸せだなって思うけどね、」

コメントを見ているかと思ったら本当に突然。

自分を祝福するオタク達のコメントが暖かい、会いたいねと涙を流した。

「一月二月と準備していく段階で直前でコロナの影響でなくなってしまった。自分のセンター曲を引っ提げてツアーができると思っていた。」
「年始のブログで2020年一緒に攻めよう緑推しっていったのに攻められずここまできてしまった。」
「自分の背負ってる曲を色んなところの場所で見てもらえると思っていた分悔しかった。」
「僕がこんなに悔しいんだったら緑推しの方々は満を持した年になるはずだったのに」

びっくりした。その言葉たちに。

だって涙声で紡ぐ気持ちのほとんどが、
当時私のまわりの緑推し達が近いことを思ったり、呟いていたことだったからだ。

6ヶ月経って初めて電波に乗せた当時の気持ち。
ああ、笑顔の裏では同じ気持ちだったんだと思った。

そりゃ悔しいに決まってる。
昨年の初パシフィコ横浜公演を成功させてからというもの、
MeseMoa.はもちろんのこと、推しという贔屓目もあるかもしれないが、
フォーゲルさんの勢いは凄まじかったように思う。

初めて刊行された写真集がオリコンに入り、カウコンで初センターになることが発表された。
2020年になり初センター曲「烏合之衆」を引っ提げて全国各地を周り色んな人に知ってもらう、
MeseMoa.としても武道館への大きな一歩となる過去最大キャパのホールでツアー…
怒涛の勢いで進んでいく推しが誇らしかった。

でも、そんなあなたが背負うと言ってくれた曲は、
沢山のお客さんがいる前で一度も披露されないまま、ここまで来てしまった。

あなたは私たちに告知が届くもっと前に、

フリーライブの延期を告げられた時、
リリイベの中止が告げられた時、
ツアーの中止が告げられた時、…

一体どんな気持ちで、どんな思いで過ごしたのだろう。
どんな気持ちで、私たちに言葉を届けてくれたのだろう。

あの時電話越しにどんな思いで言葉を洩らしたのか、
冗談だったのか本音だったのか本人ではない以上私には計り知れないし、一生知ることはできない。


カウコンで初めて見た泣いている姿にも重なり、
再び画面越しではあるけれど泣いている推しを見ることになったわけで、
泣かないでほしいと願う反面やっと泣けたんだろうかとほっとした気持ちがあった。

少し振り返ったものの、既にフォーゲルさんは前を向いていて、
悔しさも全部バネに変えて「未来は明るいから」と笑う。
その自信も考え方も向き合い方も、尊敬することばかりでその人間性も好きなんだよなと改めて。

***

オタクの気持ちはいつだって一方通行で身勝手で、
勝手に好きになっては推して、気持ちがなくなれば離れていく。

それこそ私の価値観になってしまうが、これまでのオタク人生、
レスポンスは来ないもので常に一方通行で生きてきたし、
前に進んでいく推しの背中をひっそり見守っていければそれが幸せで。


「こうやって皆さんと自分が何かをしたらレスポンスをくれることが幸せな関係性だと思う」

「大切だって思ってます、なかなか伝わらないと思うけど」

それなのに、こんなこと言われてしまったらもうどうしていいか分からない。
だってこんな本音で向き合って感情をオタクにぶつけてくる人に初めて会ってしまった。



「手紙とかリプくれるから反応くれて忘れられてないんだって思うしだからこそ伝えたくなっちゃうじゃん?」

「これが幸せなんだなって。応援してくれている人がいて、何か返していきたいと思ってる。」




…いやいやいやいや無理では?
そもそもオタクが推しにクソデカヘビー感情を抱いている中、
推しもオタクに割とクソデカ感情を抱いているなんて誰が想像つくんですか??!!


これは別に薄情だと思っているとかそういうわけではなく、
「俺たちを応援してくれているファンの皆」を分け隔てなく好きでいてくれるという
勝手なイメージがあったから。

そこまであなたの中で緑推しって存在が大きかったんだ…幸せなのか…そうか…という気持ちで、
地に足がついていないような不思議な感覚だった。

私のこれまでの各地での妖怪ベソかきババア珍事件を見てきた友達は
全然信じてくれないかもしれないけれど、
ここにくるまでこんなにべそべそ泣く人間でもないし、
感受性も豊かとは言い難くてどちらかといえば冷めている方だった。

それなのに気づいたらこんなに感情を揺さぶられるほどの存在になっていたなんて。

「みんなが優しいから悪いんだ」と嬉しそうにこっちに向かって話している姿を見て、
ただただ純粋に会いたくて堪らなくなってしまった。


***


この先何が起こるか分からないから「好きでいなきゃ」というオタクのエゴで生きたくなくて、
ずっと好きとか一生推すとかそんな未来の口約束を気軽に口に出せるほど若くもなく、
その分気持ちがある限りは全力で推すと決めている。

でも画面越しに涙ながらに話す顔を見ていたら、
たくさんのことを考えて、背負った上で前を向き進もうとしてる姿を見ていたら、
願わくばずっとこの人を好きでいたいと思ってしまった。

この人が見る天辺のその先を見届けたい。




「みんながいるならいいや、それで」

「(元気なら)それが一番いい」

コメントを見ながら幸せそうにそう言った言葉をそっくりそのまま、あなたに返したい。
先が全く見えない情勢の中でも心が廃れることなく楽しい気持ちになることが多いのは、
動画で配信で特典会でブログであなたがいつも前を向いて元気で楽しそうだったから。

常に最新が最高という状態をオンライン上でも存分に魅せてくれたから。

この先も大好きなフォーゲルさんが元気で笑っていてくれるなら、それが一番いいのです。


***

あと1週間も経たずして、私がここにやってきて丸2年が経とうとしている。
当時色々な思いがあって縋るような思いで惹かれるがままやってきたけれど、
こんなに毎日幸せだと思わせてくれた場所は初めてだった。

今年の夏は短くて、あと数カ月であっという間に秋になり、きっとすぐに寒い季節がやってくる。
この状況が好転するのかも、今まで通りの生活に戻れる日が来るのかもまだ全然分からないけれど、
来年も気持ちは変わらずフォーゲルさんが好きだ~~!と心踊らせていたい。

オタクのみんなも、元気でまた会おうね。


***

供養供養🙏
まだ成仏しきれなくてちょいちょい墓から出てくるかもしれないけれど、少し救われたので供養供養南無~~~🙏
来年の聖誕祭で、二段ケーキを独り占めする推しが見たいからそれを楽しみに生きようかな!
ソロライブやペアライブで色々な才能が既に各地で開花している恐ろしさもあり、
どんどんパワーアップしていく推しに既に会えるときが楽しみだなあ!

もし直接会えることが出来るようになったら私は最初何と言って言葉をかけるんだろう。
とりあえず今から泣かない練習でもしておこうかと思う。

向日葵のような満開の笑顔が可愛くて、
まさに花の日が似合うあなたの人生がどうか沢山の幸せで溢れますように。

生まれてきてくれて、アイドルという道を選んでくれてありがとうございます。
あなたに出会えて本当によかった。




Mrs. GREEN APPLE - 青と夏

 

寂しいなやっぱ寂しいな いつか忘れられてしまうんだろうか
それでもね「繋がり」求める 人の素晴らしさを信じてる
運命が突き動かされてゆく赤い糸が音を立てる

主役は貴方だ

夏が始まった 君はどうだ
素直になれる勇気はあるか
この恋の行方はどこだ映画じゃない愛しい日々だ

 



陰キャゴリラがMesemoa.村にやってきた話

 

秋の夜長、リリースイベントの終わり。
TT6ツアーを目前に控えた今日この頃、いかがお過ごしですか?

 

私は仕事の繁忙期ツアー初日を迎え、負の感情がマッハになりつつあります。
同情するならチェキをくれ。リリイベでもいいから。

 

そんなわけで(?)、息抜きがてらメモ帳にぽちぽち残してた記事をあげようかと思う。

 

1つ前のブログで少し触れたが、私は1年前まで約5年間若手俳優(※以下若俳)のオタクをしていた。

同じ3次元の現場ではあるものの、MeseMoa.村にやってきて驚いたことが多々あり、感じたことを初心にかえって改めて書いてみることにする。

 

①推しとの会話イベントが発生する

 


アイドルのチェキ会あるあるをまとめてみました

 

1番驚いたのはこれだ。
若排のイベント内容はその俳優によって異なるが、基本的にオタクが一方的に気持ちを伝えて終わる。

 

「応援してます!今度の舞台行きます!好きです!!!じゃ!!!!(ノンブレス)」

 

15秒にも満たない時間で思ったことをひたすら言う。
推しのレスポンスなど気にしていられない。そもそも大体「ありがとう😀」と返ってきて終わる。

 

ハイタッチの時は全身全霊をかけて
「好きです!!!!!!!(声量120dB)」と叫びながら颯爽と通りすぎる。大声一世一代告白芸人か。

 

そんな己との戦いを繰り広げてきた若排の弊オタクがこの世界に転がり込んできて立ちはだかった壁。

 

" 発売記念リリースイベント撮影会 "

 

(・・・まあいうてリリイベは若排の文化にもあるし、若排と似て一方的に話せばいいだろう)と、
そんなことを思いながらブースに入った私、一瞬で後悔した。

 

🐊「あ!初めまして〜!」

☆隣に座ってる推し、なんとこちらに話しかけてきたのであるーーーーー!!!!

 

まず距離が近い。

 

これは同じ若排を通ってきた友達とよく話すのだが、
若排のリリイベには「オタク近づけるのここまでだよゾーン」が大体存在する。

顔の良い男には近づいていい距離が予め決められており、それ以上ゴリラは近づくことが出来ない。近距離の興奮ゴリラは威嚇してうんこ投げてくるし危ないからね。
 
何の印も付いていない床、そして就職相談会やセミナーでもこんな距離感は異を唱えるレベルに置かれた2つの椅子、そしてちょこんと座る推し(かわいい)。

 

(えっ今から隣にゴリラくるけどその治安で大丈夫???)
柵なくて平気?場合によってはドラミングしかねないよ?

 

そして驚くことに一定時間会話をしなければならない。
しかも1分間、数ヶ月前までは15秒の世界にいた女が。

こんにちはと言ったらこんにちはと返ってくる世界がそこにあった。

いや、地下アイドル近辺を追ってた方なら会話して当たり前だろうと思うかもしれない。

しかしひたすら今まで殴り書きラブレター手裏剣という名の好意を投げ続ける世界で育ったゴリラには、それキャッチして開けて読まれる世界は未知数すぎた。

 

「なんで好きになってくれたの?」

「どこに住んでるの?」

「名前は?」

 

アイドルはアイドルでオタクの素性めっちゃ聞いてくるしこんな喪女オタクのことなんて頭にいれなくていい永遠に後ろの廊下側の席から見守るクラスメイトBでいさせてくれ〜〜!!!!!!!!!(オタク特有の早口)

接触で抱いた感想はこんな感じだった。
「好きです」「推しです」という一方的な感情に対してアクションが、言葉が、質問が、何かしらの会話が発生するのはとても新鮮だった。

というか推しも推しでめっちゃ喋るじゃん。
( #フォーゲルさんは今日もお喋り(※) )

今ではそんな接触イベントを自分なりに楽しめるようになったので、慣れというものは本当に恐ろしいなと思う。接触楽しい。

 

②ファン同士の交流

正直、若排を追っていた時代にできた友達は0人だ。
舞台が始まってしまえば1人の世界だし、周りを見渡すとほとんどが1人でいる方の方が多い。
そもそも交流下手なこともあり、1人で細々と追っていたしそれに何の疑問も不満も抱いたことは無かった。

 

ところがこのMeseMoa.というアイドルのオタク、
めちゃめちゃ交流するのである。それはもうめちゃめちゃ交流する。
めちゃめちゃ話しかけるし隣の席や待機列にいる人とも仲良くなったりできちゃう。
なんならそこで出会った人とめちゃめちゃご飯も行っちゃう。

コミュ力どうなってんだ。
(※個人の感想です)

そう思ったきっかけは今年5月に大阪で行なわれたCH8ツアー初日、推しのソロのために1人で初めて大阪遠征をした日。
現地で1人どう過ごそうかと思っていたら、Twitterを通じて仲良くなった友達が声をかけてくれて、公演までの間一緒に過ごしてくれた。
公演後はご飯も誘ってくれて、初めましての方とも仲良くなって、なんと次の日も一緒に過ごしてくれたのだった。こんな右も左も分からない新規のオタクにも優しくしてくれた。

前いた場所とは何もかもが違うと、身を以て実感した2日間だった。
きっと当時の自分が見たらひっくり返るくらいの驚きだが色々な方と話す機会が増えた。
ファンの母数が多い分たまたま自分が恵まれていただけなのかもしれないが、優しい人が本当に多い気がする。
TLを見ていたり現場に行くたびに心からそう思えることが増えていくのってすごく素敵なことだと思う。

私自身、フォロワーさんに会うことが現場に行く動機の一つになる日がくるなんて思ってもみなかった。

こういう優しくて暖かいファンの雰囲気をMeseMoa.もファンも大事にしてきた結果なのだとしたら、これからも大切にしていければいいなと勝手に思っている。

 

ここの沼に落ちてまだたった1年、知らないことが多い分、良い意味での「こんなつもりじゃなかった」が未だによくあるのだけど、初めてのことを知って身につけていく感覚っていいものだなあ。

 

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私がMeseMoa.に来たきっかけは前回の記事で書いた通り。

 

wani2-829.hatenablog.com

 

正直、若手俳優を推していた頃は充実してて楽しい時間だったけれど
休演期間中は推しの言動に病んだりしていた。スーパーポジティブ女でも。

 

でもここに来てから毎日楽しくて本当に濃い一日を過ごしていることに自分が一番びっくりしている。

 

アイドルって人を幸せに出来るよね!

 


【MeseMoa.】真逆の糸 [Crossing Threads] 【6th single】

 

せっかくだから宣伝!

 

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これは余談だけどくじで引けるチェキの文化って素晴らしい。
メンバーの新規の自撮りがチェキとして残るのって素晴らしいよ。
しかも中には落書きまでしてくれちゃってるからすごい、アイドルってすごいな!
そりゃ好きな衣装好きな表情集めたくなっちゃうよね!

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(※)お喋りと書いてマシンガントークと読む

好きな踊り手が大好きなアイドルへ変わった話

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本題に入る前に少し私の話をしようと思う。

2018年8月、世間はそろそろお盆休みへと入る頃、約5年間応援していた若手俳優が炎上した。

それまで足繁く舞台に通い、イベントにも足を運び、いつか帝国劇場に立つその日を、その姿を、ずっとずっと夢見ていた。

燃えた。と言っても軽いボヤ程度、いつもなら聞き流せるレベルの些細な出来事だったはずだった。
でも、その瞬間、私は積み重なる何かに押しつぶされた。

「推す」という行為が苦しくなり、息苦しくなった私はオタク人生の中で初めて悩み始めた。

私のこれまでのオタク人生は別に語るほど濃いものではなかった。

熱しやすく冷めやすい。
これが自分の趣味を客観視したときの感想だ。

ハマればあっという間に没頭するが、気持ちが冷めればあっさりと離れてきた。
でも推しはそんなオタク人生をがらっと変えた人だった。
どんなに苦しいときでも心の支えだった彼は、簡単に降りると決断するにはあまりにも濃すぎる時間を過ごしてしまったのだった。

大好きで生きがいだった場所を離れるか、
それとも我慢してまた推したいと思う時を待つか。

ここ数年で一番悩み、毎日のように泣いていた。

 

 


 

楽しみで仕方なかったお盆期間に立つ舞台のチケットもその先のチケットも顔を見たらどうにかなりそうで行く気にならず、全て譲りに出した。

現場もなければこれといった予定もない。
そんな泣いてばかりいた限界虚無オタクが迎えたお盆休み。

 

あらゆるSNSを開けば推しに対する誹謗中傷が嫌でも目に入り、ファンクラブサイトも見る気がしなかった。
SNS以外の何かで気を紛らわそうとPCを開いたところで、そういえばにゃいにぃって新しい動画あげてるっけ?とふと思い久しぶりにニコニコ動画を開いた。

 

私は昔から生粋のニコ厨で、先生と僕を始め某ランキングから派生した踊り手をよく見ていた。
中でもにゃいにぃが好きだったので、踊り手としてのフォーゲルさんの存在を知るきっかけになったのはこの動画だった。

 

 

当時から新作が出ればチェックしていたものの、
"好きな踊り手"として応援していた。

 

むすめん。もその某ランキングから恋愛ハンターで知り、一視聴者として動画が更新されていくたびに見ていた記憶がある。

 

身近に思いの外ファンがいたりして学生の頃から知っていたものの、当時から推しのことを追っていたこともあり、現場に行くことはその当時全く考えておらずたまに動画を見たりする、茶の間ですらないただの視聴者だった。

 

そんな中、偶然ニコニコ動画で検索をしたとき目にした「MeseMoa.」という名前。

そういえばむすめん。って名前変わったんだっけ?と思い、軽く見るつもりで再生ボタンを押した。

 


 

「あれなんかますます格好良くなってない・・・?!」

 

一度気になったら最後、基本的にオタクはチョロい。

そこからあれよあれよと一日中動画を漁る日々。

パワーアップしたダンスや曲をもっと聴きたいと思うだけでなく、日常の彼らも見たくなって気づけばYouTubeチャンネルまで手を出していた。

楽しそうな彼らを見ている間だけは推しのことを忘れられた。

 

中でもMuddyWaterのダンスソロ動画に目が離せなくなったのは今でも鮮明に覚えている。

 

 

もっと彼のことを、彼らのことを知りたいと思った。

まるで飛び込みたくなるような透き通ってキラキラした海を見ているようだった。

 

ブログやTwitterを読み漁りながら、たくさんの情報を色んな媒体や方々から吸収して、多くのことを知っていく感覚。


新しいものを知ることは結構体力を消費するんだなとしみじみ思ったりしながらも久々に楽しいと思える時間だった。

 (推しの変動はカメラロールで分かると言われるが、その言葉のとおり8月はある日を境に99%フォーゲルさんしかいなかった。)

 

お盆休みが終わる頃にはもう、推しを見て泣くことは少なくなっていた。

そうして転げ落ちるままにFCに入会し、初めて肉眼で見た姿はTDCホールで行われたMaze No.9ツアーファイナル公演


当時の私は現場ド新規中のド新規。楽曲しか知らない、動画の中でしか彼らのことを知らない一視聴者だった。
コールも振りも何もかも知らなかった。

それなのに心から楽しかったのだ。
そして、周りもメンバーも本当に楽しそうで広い会場が一体となって盛り上がっていた。

ステージ上で歌って踊るフォーゲルさんはときに凛々しく、ときに可愛く、ときに美しく、たった数時間のステージで様々な顔を見せてくれた。

踊り手ではない、アイドルとしての彼がそこにいた。

目が離せなくなってふと気づけば涙が止まらなかった。

公演が終わったあと、MeseMoa.のことを、そしてフォーゲルさんのことをアイドルとして大好きになっている自分がいた。

 


 

私が好きだった若手俳優は、良くも悪くも完璧な人だった。 

舞台映えするルックスとスタイル、歌もダンスも演技も少し練習しただけでなんの癖もなくそつなくこなしてしまう。
プレッシャーに強くて自己評価も高く、自分自身に絶対的な自信がある人だった。
自分のことを器用貧乏な人だと笑いながら話していたことを今でもなお覚えている。

そんな彼が、ずっとずっと大好きだった。


でも私が逃げ込んだ先にいたのはそんな彼とは真逆の人だった。

9人組ボーイズグループMeseMoa.の緑担当
愛されゆるふわ個性なしと謳うフォーゲルという男。

そんな『愛されゆるふわ個性なし』なフォーゲルさんの持ち味はしなやかなダンスはもちろんのこと、愛される人柄、そしてアイドルらしくないアイドル性だと思っている。

 

 

男らしい顔つき、真っ直ぐな歌声。
優れた体幹と運動神経からなる丁寧なダンスはもちろん、犬っぽくて素直な性格の割に秘密が多くミステリアスな一面があったりする人。

とにかく挙げだしたらキリがないくらい個性がある。


そして、あんなに格好良くて可愛くて実力も申し分ないのに彼は自己評価が低い。それはそれはもう低い。


アイドルなのに自己評価が低いとは・・・?と思った。それと同時に不器用な人だなとも思った。


でも良い意味でアイドルらしくない彼が身を削りながらも全力でアイドルという職を楽しんでいるアンバランスさ。


惹かれた、どうしようもなく。 
今まで出会って好きになったどんな推しよりも泥臭くて人間らしくて、一生懸命な人だった。
個性なしと謳うくせに自分に無いものを沢山持っていた。
すべてが眩しくて、キラキラしていて、何よりステージに立つフォーゲルさんが本当に楽しそうだった。

なんて楽しそうな顔で踊るんだろう、
なんて一生懸命な声で歌うんだろう。


純粋にこの人を応援したいと思った。
この人が見る未来をおこがましくも一緒に見たいと思ったのだ。


それと同時に、推しに対していつの間にか抱いてしまった『推さなきゃいけないのに』『好きでいたいのに』という義務めいた勝手なオタクのエゴから解放された気がした。

 


 

私は欲張りな人間なのでもっと早くにハマっていれば、現場に行っていればと思う気持ちが正直ないといえば嘘になる。


でも結局自分の気持ちを動かせるのはそのタイミングや状況、自分を取り巻く環境が綺麗に噛み合ったときだと思っていて、少しでもズレたら何か別のものにハマっていたかもしれない。

きっとこの年齢、このタイミングだからこそMeseMoa.を、フォーゲルさんを推したいと思えた、それだけのことなんだと思う。

 

MeseMoa.に出会えてから今日まで自分でも驚くほど充実した日々はずっと楽しくて、とても幸せな時間を過ごしている。

1年前の今日、私はあなたを好きになれてよかった。

 

 


 

今日でちょうど元推しを離れて1年経ったので、盆だし1年前の魂帰ってくることだし、自分の中での一区切りとしてぽちぽち打ってたら間にパシフィコやら聖誕祭があったおかげで感情を処理しきれずに文章が滅茶滅茶になるという・・・。

 

どんどん自信がついて輝きを増していく9人の天辺のその先がどんなものになるのか楽しみで仕方ないし、武道館でスポット浴びて踊るフォーゲルさんを見るまでは絶対にしねないなあ〜!!!!

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可愛い